日本エスコンは9月22日、北海道千歳市で物流施設の開発用地を取得したと発表した。
同用地は、札幌市を起点に千歳市・苫小牧市を経て室蘭市へと続く国道36号沿いの「千歳市第4工業団地」内に所在する。敷地面積は2万6140m2。同社による北海道での物流施設開発は今回が初となる。
同物件は、道央圏へのアクセスに優れているほか、Rapidus(ラピダス)が千歳市で先日着工した最先端半導体工場から9.5kmと近いため、日本エスコンでは同工場への物流基地としての利用も想定し、今後、開発プロジェクトの策定を進めるとしている。
日本エスコンは、EC市場の拡大に伴う物流ニーズの高まりを受けて、物流施設開発に参入。自社ブランド「LOGITRES(ロジトレス)」を立ち上げ、第1号案件の「LOGITRES東条」(兵庫県加東市、2019年10月竣工)をはじめとし、福岡県や千葉県、栃木県等で施設開発を行っている。
■新規物流施設用地の概要
名称:(仮称)上長都物流プロジェクト
所在地:北海道千歳市上長都4-2
敷地面積:2万6140.00m2