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エーアイテイー/3~8月の売上高29.2%減、営業利益20.0%減

2023年10月12日/決算

エーアイテイーが10月12日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、売上高253億2400万円(前年同期比29.2%減)、営業利益22億400万円(20.0%減)、経常利益23億3400万円(16.8%減)、親会社に帰属する四半期純利益15億4500万円(17.5%減)となった。

日本セグメントでは、商品の在庫調整やコロナ需要の一巡等で輸入貨物の荷動きが低調に推移し、海上輸送の取扱コンテナ本数は、輸入で11万2661TEU(10.1%減)、輸出入合計では11万9649TEU(10.4%減)となった。通関受注件数も、貨物の取扱量減少で6万7733件(3.8%減)と前年同期を下回った。その結果、売上高は218億3900万円(30.4%減)となった。営業利益は、売上総利益率の改善効果とDXの推進等により人件費や事業活動費用の抑制に努めたことで19億円(23.4%減)となり、売上高よりも減少率は縮小した。

中国セグメントでは、日本向け貨物の取扱量が減少したことで、中国国内での輸送関連の収益機会も減少し、売上高は29億7600万円(16.0%減)となった。一方で、売上総利益率の改善と収益性向上に向けての取り組みが奏功した結果、営業利益は2億3700万円(23.9%増)となった。

その他セグメントでは、ミャンマー子会社での検品・検針の収益や、国内物流の収益が回復傾向にある一方で、台湾とベトナムの子会社では日本向け貨物の取扱量が減少し、売上高は5億800万円(37.2%減)、営業利益は6600万円(18.6%減)となった。

通期は、売上高700億円(0.8%増)、営業利益53億円(0.2%増)、経常利益56億2000万円(0.3%増)、親会社に帰属する当期純利益37億円(0.4%増)を見込んでいる。

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