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Mujinとイオン/次世代物流自動化モデル構築へパートナーシップ

2023年10月25日/IT・機器

イオンとMujinは10月25日、イオングループ共通物流ネットワークの次世代化に着手するため、次世代自動化モデル構築のテクノロジーパートナーとして提携することを発表した。

これにより、物流構造改革において「サプライチェーン全体のデータ連携」「物流作業の自動化と知能化」「次世代拠点の最適配置」を進め、データと自動化技術に基づくサプライチェーン全体の最適効率化の実現を目指す。

今回のパートナーシップの締結により、イオングループ全体の物流構造改革の第1ステップとして、次世代型の物流自動化モデルセンターの構築を2026年目途に着手する。これを皮切りに、同モデルのグループ展開を進めていく。

Mujinは、2011年に創業。 「Industrial Robots for Everyone(すべての人に産業用ロボットを)」をスローガンに掲げ、様々な産業用ロボットを知能化できる知能ロボット統合制御プラットフォーム「Mujinコントローラ」を開発、同プラットフォームを基盤とした次世代ロボット自動化システムを多くの生産・物流現場に提供している。

イオンは2000年代前半にグローバル・リテーラー水準の効率を実現するサプライチェーン改革を実行し、グループ共通の物流ネットワークを構築。以来、20年以上が経過し、改革着手時から3倍以上の事業規模へと成長したことや、物流DXの技術進化が著しいこと、脱炭素・物流課題解決・インフレ対応といった小売業における物流効率化に対する責務の高まりなどから、中期的視点でグループ全体の物流ネットワーク次世代化に取り組むこととした。

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