AZ-COM丸和ホールディングスが11月6日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高965億6000万円(前年同期比14.5%増)、営業利益73億1700万円(43.7%増)、経常利益75億4400万円(41.5%増)、親会社に帰属する当期利益45億4500万円(27.0%増)となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は953億4600万円(14.6%増)の増収となった。
その内訳は、ラストワンマイル事業においては、新規配送エリア獲得及び稼働台数の拡大が業績に寄与した結果、売上高は187億1300万円(7.6%増)となった。
EC常温輸配送事業においては、成長するEC需要に対応する全国向け幹線輸送の増加が業績に寄与した結果、売上高は299億200万円(8.8%増)となった。
EC常温3PL事業においては、大型物流センターの通期稼働及び新規物流センターの開設に加え、M・Kロジの連結子会社化が寄与した結果、売上高は255億3600万円(36.5%増)となった。
低温食品3PL事業においては、前期開設した物流センターの通期稼働や既存取引先であるスーパーマーケットの業務拡大が寄与した結果、売上高は106億4600万円(10.1%増)となった。
医薬・医療3PL事業においては、主要取引先であるドラッグストアをはじめとする既存取引先にて、化粧品や医薬品をはじめとする主力商品及び季節商品の出荷物量増加が業績に寄与した結果、売上高は105億4800万円(6.1%増)となった。
利益面では、物流センターにおける労働力や燃料価格などの各種コストの上昇が影響したものの、積極的な事業拡大に伴う増収効果、日次決算マネジメントによる生産性向上に努めた結果、物流事業におけるセグメント利益(営業利益)は73億1400万円(48.9%増)の増益となった。
通期は、売上高2000億円(12.5%増)、営業利益145億円(27.6%増)、経常利益150億円(25.5%増)、親会社に帰属する当期利益93億8000万円(20.6%増)を見込んでいる。
横浜冷凍 決算/10~6月の売上高5.2%減、営業利益43.5%増