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ゼロ/7~9月の売上高6.3%減、営業利益6.0%減

2023年11月09日/決算

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ゼロが11月9日に発表した2024年6月期第1四半期決算によると、売上高316億6900万円(前年同期比6.3%減)、営業利益11億2400万円(6.0%減)、税引前利益11億3800万円(5.4%減)、親会社に帰属する当期純利益7億900万円(11.2%減)となった。

売上高は、円安を背景に日本からの新車輸出が旺盛になったことに伴い自動車運搬専用船の船枠が限られ、マレーシア向けの中古車輸出台数を制限せざるを得なかったことから、海外関連事業を中心に減収となった。営業利益は、主に国内自動車関連事業とヒューマンリソース事業において人件費上昇の影響を受け、減益となった。

セグメント別では、国内自動車関連事業の売上高は141億3700万円(2.1%増)、セグメント利益は10億円(1.2%減)となった。車両輸送事業では、2024年6月期までの中期経営計画で掲げている「デジタル化」「グリーン化」「ニューノーマル」への対応を引き続き進めている。

ヒューマンリソース事業は、売上高53億1100万円(4.2%増)、セグメント利益は1億8200万円(15.6%減)。

一般貨物事業は、売上高は16億1200万円(5.5%減)、セグメント利益は3億900万円(17.3%増)。港湾荷役事業は、バイオマス発電所向けの燃料荷役について、新たな発電所向けの荷役を獲得したことから増収となったが、運輸・倉庫事業は不採算顧客から撤退したことにより減収となった。

海外関連事業は売上高106億700万円(19.3%減)、セグメント利益は1億6800万円(28.3%増)。

通期は、売上高1210億円(8.9%減)、営業利益52億円(2.5%増)、税引前利益52億円(2.4%増)、親会社に帰属する当期純利益35億円(1.8%増)を見込んでいる。

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