福山通運は11月13日、渋谷育英会及び小丸交通財団が、同月11日に福山通運本社において広島大学と首都師範大学の主催で開催された中国人の学生による「第18回日本語作文スピーチコンテスト」に特別協賛したと発表した。昨年12月に続き3回目のオンラインでの開催となった。
＜スピーチコンテスト会場＞
＜記念撮影＞
今回のコンテストは、「日中平和友好条約45周年に際して」というテーマで80作品の応募があり、事前審査に選ばれた優秀者5名が、自分の体験から日中の今後の関係性や交流について考えたことを作文にしたスピーチを行った。
また、来賓として在中華人民共和国日本国大使館の永森沢吾 参事官、主催として広島大学・首都師範大学共同大学院の李均洋 常務副院長も出席した。
この日本語作文スピーチコンテストは、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、日本との文化交流並びに交通安全意識の向上に寄与することを目的として、2006年に中国の北京で初めて開催された。
現在、中国では北京のほか上海、貴州でも開催されており、またホーチミン（ベトナム）、ジャカルタ（インドネシア）、カウナス（リトアニア）、サンフランシスコ（アメリカ）でも同様に実施されている。
