横浜冷凍(ヨコレイ)が11月14日に発表した2023年9月期決算によると、売上高1338億6200万円(前年同期比16.1%増)、営業利益37億8500万円(11.0%減)、経常利益42億300万円(15.9%減)、親会社に帰属する当期純利益28億3100万円(14.6%減)となった。
冷蔵倉庫事業の売上高は318億2700万円(5.9%増)、営業利益は66億8900万円(3.8%増)だった。
同事業では、高い在庫水準が前期から継続し、保管料収入が大きく伸長。なかでも、中期経営計画の重点施策である環境配慮型経営を支援する「複合型マルチ物流サービス」で、冷凍食品の取扱量が増加した。
また、電気料金の高騰に対しても、設備の省エネ化や料金改定交渉に取り組み、増収増益に寄与した。
タイの連結子会社THAI YOKOREIでは、荷動きが速く、入庫量、出庫量ともに前期を上回り、荷役料収入は増加したが、主要品目である畜産品等の在庫率が減少したため、保管料収入が減少し減収減益となった。
次期は、売上高1390億円(3.8%増)、営業利益45億5000万円(20.2%増)、経常利益47億5000万円(13.0%増)、親会社に帰属する当期純利益30億5000万円(7.7%増)を見込んでいる。
安田倉庫 決算/4~6月の売上高7.8%増、営業利益11.0%増