横浜冷凍が8月13日に発表した2025年9月期第3四半期決算によると、売上高952億6600万円(前年同期比4.5%増)、営業利益37億900万円(8.3%減)、経常利益32億7800万円(13.1%増)、親会社に帰属する当期純利益22億8900万円(37.4%増)となった。
セグメント別では、冷蔵倉庫事業の売上高278億900万円(7.4%増)、営業利益58億4000万円(0.4%増)だった。
冷蔵倉庫事業では、3つの新設物流センター立ち上げ時の一時経費や減価償却費の増加等、利益を下押しする要因があった。しかし入庫量、出庫量、在庫量すべてが前期を上回り、人件費や動力費などの高騰要因に伴う価格交渉も進み、増収に寄与した。
連結子会社のタイヨコレイにおいては、入庫量、出庫量ともに増加したが、主力取扱品である畜産品、乳製品の取扱量および在庫量が減少し、増収減益となった。
通期は、売上高1270億円(3.9%増)、営業利益42億5000万円(8.6%減)、経常利益41億5000万円(13.7%減)、親会社に帰属する当期純利益28億円(28.8%減)を見込んでいる。
川西倉庫 決算/4~6月の売上高4.7%増、営業利益2.6%減