LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





佐川急便/飛脚JR貨物コンテナ便がモーダルシフト表彰で大賞

2023年11月22日/3PL・物流企業

佐川急便は11月22日、日本物流団体連合会が主催する「令和5年度モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」において、最優秀となる「モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)」を受賞したと発表した。

<左から、日本物流団体連合会 真貝康一 会長 、佐川急便 栗和田 武 取締役>
20231122sagawa 520x364 - 佐川急便/飛脚JR貨物コンテナ便がモーダルシフト表彰で大賞

受賞した「飛脚JR貨物コンテナ便」は、今年2月に同社とJP貨物が開始したサービス。宅配便では取り扱いが困難な大きい荷物や、一度に大量の荷物を送る場合に、長距離(幹線)輸送の部分を通常のトラックではなく、環境負荷の少ない鉄道へ切り替えて輸送することができる。

<輸送スキーム(イメージ図)>
20231122sagawa2 520x94 - 佐川急便/飛脚JR貨物コンテナ便がモーダルシフト表彰で大賞

鉄道コンテナが進入できないビルや狭路などでも、佐川急便が通常のトラックで荷物を集荷し、貨物駅近隣の営業所や貨物駅構内の積替ステーションで、トラックから鉄道コンテナに荷物を積み替える。JR貨物が着貨物駅まで鉄道輸送し、再び荷物をコンテナからトラックに積み替え、佐川急便が納品先まで配達するというスキーム。

輸送の一部を鉄道に切り替えることで、一運行におけるCO2排出量を80%以上削減でき、環境負荷低減と、安定的で持続可能な輸送を提供する。

今後も佐川急便は、環境負荷低減を図るための物流効率化を着実に進め、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース