日野自動車は11月22日、国土交通省に「日野プロフィア」等のリコールを届け出た。
不具合の部位は、制動装置(駐車ブレーキ解除用工具)。
大・中型トラックおよび大・中型観光バスにおいて、車載工具の搭載指示が不適切なため、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)が搭載されていない。そのため、故障等により駐車ブレーキが作動したままの状態となった場合に、当該工具を用いて解除することができない。
改善措置として、全車両、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)を搭載する。社内の情報により発見され、不具合および事故は起こっていない。
届出は「日野プロフィア」、「日野レンジャー」、「日野セレガ」、「日野メルファ」等、対象となるのは、2017年4月~2023年10月に製造された9万9731台。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001709412.pdf