岐阜県松浦市とセイノーホールディングス(HD)、エアロネクスト、NEXT DELIVERY、KDDIスマートドローンは12月1日、次世代高度技術の活用により新しい物流サービスの構築を目指した「離島におけるドローン配送」の実証実験を、11月29日に実施したと発表した。
<ドローンで届けられた菓子を園児に振る舞う友田市長(道の駅鷹ら島)>
今回の実証実験では、松浦市の離島である鷹島を中心として、複数の離島を空で連結することを想定している。住民の理解度向上、地域課題の洗い出しを目的に、道の駅鷹ら島を仮設のドローンデポとし、船唐津港、黒島港にドローンスタンドを設置して実施した。
友田吉泰 市長は、「物流の2024年問題など輸送の課題を解決すると言う事、それに合わせて松浦市の3つの有人離島に暮らす住民の生活を支えて、離島で暮らしやすい環境づくりにドローンを活用して支援できれば」とコメントしている。
今後も地域住民への理解促進及び地域課題の解決へ向け、ドローンをはじめとする次世代高度技術を活用し、ドローン配送と陸上配送を融合した新スマート物流”SkyHub“の社会実装に向けた検討を進めていく。