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SBSゼンツウ/生活物流部門改善事例発表会

2023年12月05日/3PL・物流企業

SBSゼンツウは12月5日、埼玉県戸田市の戸田市立新曽福祉センターで、「第7回 生活物流部門 改善事例発表会」を11月25日に開催したと発表した。

<表彰の様子と結果>
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同社の生活物流部門は、日々の業務品質向上を目的とし、毎年、改善事例発表会を開催している。今年の改善活動のテーマは『労働時間削減と定着率向上』。生活物流部門全74営業所の中から、改善率上位などの選考基準によって選ばれた9営業所長が様々な取り組みについて発表した。各営業所長が独自の工夫を凝らしたプレゼンをおこない、接戦の末、豊中営業所の工藤憲治所長が優勝した。

優勝した豊中営業所の発表内容は、労働時間削減について、誤未配が起きると事業所管理者が対応にあたるため、管理者不在で全体の事務作業が滞りがちになることを分析。誤未配に関する入電件数を削減し、品質の改善を目標にした。

また、定着率向上について、新入社員の仕事の悩みが抽出できていなかったことや事故によるモチベーション低下に焦点を当て、引継ぎ体制や社員教育の強化による事故削減に取り組んだ。結果は、入電件数・残業時間ともに削減に成功。離職者数も前年度より減少(5件から2件)させることができた。

優勝した工藤所長は、受賞にあたり「乗務員の声を聴くことに重きを置いて過度な負荷を与えないように注意しながら修正を重ねた。『安全運転への取り組みや品質改善の強化』が、労働時間削減や定着率の向上に繋がった。施策や会社方針を理解し協力してくれた豊中営業所の乗務員に感謝したい」とコメントした。

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