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シノプス/伊藤忠商事と「特売リードタイム長期化サービス」提供

2023年12月08日/IT・機器

PR記事

シノプスは12月8日、伊藤忠商事と食品バリューチェーン最適化プラットフォーム「DeCM-PF」(ディーシーエムプラットフォーム)の機能の一つである「特売リードタイム長期化サービス」の提供を開始すると発表した。

<食品バリューチェーンの最適化プラットフォーム「DeCM-PF」>
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DeCM-PFは小売業・卸売業・製造業をつなげることで、食品バリューチェ―ンを最適化するプラットフォーム。現在、製造業や卸売業では、小売業や消費者が欲しい商品数を正確に把握することがむずかしく、見込みで生産・在庫計画をたてている。その結果、余分な在庫が発生したり、効率の悪い物流が生じている状況。DeCM-PFは、小売業の実績や計画に基づいてAIが算出した需要予測データを、卸売業や製造業に連携することで食品流通の課題を解決し、バリューチェーンの最適化を目指す。

この「特売リードタイム長期化サービス」とは、食品スーパーマーケットで販売する特売商品における納品リードタイムを延長化させるサービス。AIが特売品の需要予測を14日先まで行うことで、従来は数日前に確定していた小売業から卸売業への発注を、14日前に確定する。特売時の追加発注は、通常価格時の約5倍もの発注数量になる商品もあり、物流センターの在庫スペース圧迫や通常時よりも多くの車両・ドライバーを手配しなければならず、調整がむずかしいとされている。

そこでこのサービスの活用によりリードタイムを延長することで、卸売業の特売期間中の追加発注の対応に向けた在庫調整業務の負荷軽減や、車両及びドライバーの手配の計画性の向上、物流センターの過剰在庫や欠品リスクの抑制が期待できる。

ある小売業で行った実証実験では、特売初週の総発注量を100%としたときに、追加での発注の割合が飲料のカテゴリで69%から2%、即席麺のカテゴリで72%から17%まで削減した。さらに事前に追加発注数が確定するため、追加発注に備える必要がなく、物流センターの在庫数が削減したことで稼働効率が向上するという声もある。

このサービスの実証実験を既に実施している複数の小売業への2024年中の正式展開を目指し、DeCM₋PFの構築や提案を加速させる。今後は特売品だけではなく、定番品でのリードタイム延長化や物流センター向けの在庫圧縮サービスなど、複数のサービス展開を検討している。

トラックドライバーの時間外労働が960時間に規制されることでドライバー不足が懸念される「2024年問題」も来年に迫っているほか、物流センターのキャパシティーひっ迫も喫緊の課題となっている。こうした課題を解決し、最適なバリューチェーンを実現するべく、ディマンド・チェーン・マネジメントプラットフォームの構築に向けた動きを加速していくとしている。

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