佐川急便株は12月15日、静岡県菊川市と菊川茶の海外輸出推進に関する「菊川茶海外輸出戦略に関する協定」を締結し、同月14日、菊川市役所において締結式を行ったと発表した。
＜左から、菊川市 長谷川寬彦 市長 、 佐川急便 森裕一郎 執行役員 兼 中京支店長 兼 東海支店長＞
同協定は、菊川市および菊川茶の認知度向上と地域産業のさらなる活性化を目的としたもの。主な協定内容は、国際物流の輸出入業務に関すことや、国際物流の手配、海外への販路紹介に関することなど7項目。
菊川市は、地理的表示（GI）保護制度に登録された深蒸し菊川茶を海外へ輸出し、地域の魅力を全世界に発信することで、さらなる地元産品の販売促進や地域経済の活性化を目指している。
そのようななか、海外への販路拡大に関して、最適な販売国および海外モール、国際輸送手段の選定など多くの課題があった。
同協定の締結を契機に、佐川急便がこれまでに培ってきた海外通販に関わる各種ノウハウを活かし、菊川茶の海外販路拡大をトータルでサポートすることで、地域産業のさらなる活性化に貢献していくとしている。
