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スマイルボードコネクト/倉庫運営高度化システムに新機能

2024年01月10日/IT・機器

住友商事物流事業部は1月10日、倉庫運営高度化システム「スマイルボードコネクト」に新たな機能として、各工程の作業生産性に基づく人時の過不足をリアルタイムで表示する、「過不足人時表示機能」をリリースした。

<過不足人時表示機能のダッシュボード>
20240110smile1 - スマイルボードコネクト/倉庫運営高度化システムに新機能

<過不足人時の表示画面>
20240110smile2 - スマイルボードコネクト/倉庫運営高度化システムに新機能

新たにリリースした過不足人時表示機能は、当日の作業生産性に基づいて、人時の過不足予測をリアルタイムで算出・表示する機能。従来、各工程の作業進捗状況に応じて、現場の管理者が過不足人時を予測・計算し、人員配置の変更などを判断していたが、この機能を活用することにより、各工程の人員配置状況の妥当性を、誰もがより瞬時に把握し、人員配置の変更などに活かせるようになる。

また、各工程の過不足人時をグラフ化し、一覧表示できる事から、物流センター全体における作業毎の過不足状況を一目で確認することが出来る。過不足人時状況に応じた人員再配置を通じて、センター全体の最適化、スループット最大化を目指すことが可能だ。

<スマイルボードコネクト>
20240110smile3 - スマイルボードコネクト/倉庫運営高度化システムに新機能

なお、「スマイルボードコネクト」は物流センターでの個々の従業員の作業進捗を可視化し、その実績データを収集、蓄積、分析するシステム。「複雑な倉庫運営をもっと楽に、スマートにする」倉庫運営高度化システム。作業員一人ひとりのスキルデータをもとに作業計画を作成する機能や、各工程の作業進捗をリアルタイムで可視化するダッシュボード機能などにより、物流現場の日々の運営を効率化することが可能。

物流センター内の多岐にわたる作業において、誰がどこでどのような作業をどれだけ行ったのかを一元管理し、リアルタイムで各工程の状況を把握・管理することによって、物流センターのスループット最大化を支援する。

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