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ラピュタ/ホビーリンク・ジャパンの物流倉庫に自動倉庫納入予定

2024年01月24日/IT・機器

ラピュタロボティクスは1月24日、2023年8月に発売を開始した、自動倉庫「ラピュタASRS」をホビーリンク・ジャパンの物流倉庫に今春納入予定であると発表した。

<自動倉庫「ラピュタASRS」>
20240124raputa - ラピュタ/ホビーリンク・ジャパンの物流倉庫に自動倉庫納入予定

ホビーリンク・ジャパンは、栃木県に保有する自社倉庫から日本のみならず世界中に商品を発送してきた。日本のポップカルチャーが世界中の市場で人気を得るにつれ、ECサイトの利用が増加し、取り扱い物量も増加する中で、これまでのピッキング方法からより良いサービス提供のためのソリューションを模索していた。

増加する出荷量に対して生産性を維持するため、作業スタッフも確保しなければいけない課題を持っていたが、ラピュタロボティクスの自動倉庫「ラピュタASRS」では、少ない人数で高い生産性の実現が可能。

また、既存倉庫で現状のオペレーションを止めることなく、スモールスタートで段階的に自動倉庫を導入できる点、構造にシンプルな部材を使用し、ブロック工法によって導入後も需要に合わせた倉庫の拡張やロボットの追加が行え、あらゆる倉庫の形・大きさに柔軟に対応可能な点など、これまでにない自動倉庫の特長を評価された。

導入においてのポイントでは、1. 既存倉庫のオペレーションを止めることなくスモールスタートで段階的に導入可能、2. アンカーレス、ネジを利用しないブロック工法のため需要に合わせて倉庫の拡張やロボットの追加が可能、 3. 防火区画を跨いだエリアで運用が可能、 4. 吹き抜けを活用したフロア跨ぎの運用が可能、 5. 在庫管理精度の向上、 6. ピッキング時間の短縮、 7. 物流全体の効率向上、8. 顧客サービスの向上を挙げている。

なお、 ホビーリンク・ジャパンは「ホビーリンク・ジャパンは、世界中に広がる大規模な顧客ネットワークを誇っています。ラピュタロボティクスの先端技術を統合することで、注文のピッキングと発送プロセスを迅速化し、地元の競合他社とより効果的に競争できるようになります。私たちの革新と持続的な改善への献身は、この画期的な技術の導入とシームレスに調和しており、顧客の満足と忠誠心を確保しています。そして、この戦略的なパートナーシップは、運用効率の向上、緻密な在庫管理、拡大プロジェクトの強化など、大きな利益を見込んでいます。ホビーリンク・ジャパンは、優れたサービスの提供と持続的な顧客関係の育成に尽力し続けます」とコメントしている。

■ホビーリンクジャパン概要
所在地:栃木県佐野市黒袴町162-1
延床面積:3953.4m2(1198坪)
主要業務:模型、プラモデル、玩具等の販売及び輸出入

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