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東海運/4~12月の売上高は4.2%減、営業利益62.7%減

2024年01月30日/決算

東海運が1月30日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高303億1500万円(前年同期比4.2%減)、営業利益2億3200万円(62.7%減)、経常利益4億100万円(54.4%減)、親会社に帰属する当期利益2億700万円(63.0%減)となった。

セグメント別では、物流事業の売上高は、226億4800万円(6.4%減)となり、営業利益は、10億400万円(26.1%減)となった。

国際貨物については、海外経済は持ち直しの動きがみられるものの、一部の地域において弱含みとなり、中国経済においても未だに足踏みがみられ、1隻あたりのコンテナ積載数量が減少傾向にあり、取扱いは総じて減少した。また、トランステナー入替工事が完了したことや取扱量の減少に伴い関連費用も減少した。

海運事業の売上高は、70億1000万円(2.7%減)となり、営業利益は、3億1800万円(3.8%減)となった。

内航船については、セメント船は、公共投資や設備投資において一定の需要があったものの、資材価格や労務費用の高騰、建設現場における人手不足を背景とした工期の長期化により取扱量が減少した。内航貨物船は、一般貨物船において、建設発生土や石膏等の輸送量が増加した。粉体船においては、2023年3月末に1隻が契約終了となり減船した影響を受け、取扱量は減少した。外航船は、一般貨物船において、航海数は横ばいで推移したが、収益は減少した。

通期は、売上高419億8500万円(1.2%増)、営業利益7億3900万円(11.0%増)、経常利益8億5100万円(9.5%減)、親会社に帰属する当期利益5億2100万円(163.7%増)を見込んでいる。

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