ファイズが2月1日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高207億2100万円(前年同期比14.2%増)、営業利益10億4500万円(14.9%増)、経常利益10億7900万円(12.0%増)、親会社に帰属する当期利益6億7300万円(7.7%増)となった。
セグメント別では、ECソリューションサービス事業の売上高は189億8606万5000円(16.7%増)、営業利益は9億449万6000円(6.7%増)となった。
物流センターの運営受託事業では、既存事業所における作業生産性の向上に注力した。また、大手家電専門店向け倉庫運営サービスを提供する「堺築港八幡事業所」、自動車部品などを扱う「岩倉事業所」などの新規事業所開設に向けた採用教育などに投資し、順次安定稼働している。
国際物流サービス事業の売上高は6億1571万9000円(37.6%減)となった。
中国経済の不透明感や円安が続く中、不採算案件からの撤退やターゲット領域の見直しなどを進めた。その一方で、国内パートナー企業との協業、新規取引先の開拓などに取り組んだ。
通期は、売上高280億円(18.3%増)、営業利益14億円(22.5%増)、経常利益14億円(16.0%増)、親会社に帰属する当期利益9億2000万円(13.9%増)を見込んでいる。
鈴与シンワート/物流事業の売上高2.6%増、営業利益14.4%増