川西倉庫が2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高190億4200万円（前年同期比8.3％減）、営業利益10億7300万円（0.4％増）、経常利益11億2000万円（0.5％減）、親会社に帰属する当期利益6億7400万円（6.0％減）となった。
セグメント別では、国内物流事業の売上高は155億3900万円(3.1％増)、営業利益14億3400万円（25.3％増）となった。
国内物流事業は、倉庫業務においては入出庫高が前年同期に比べ減少したものの、保管高、保管残高は前年同期を上回り、倉庫業務全体では前年同期を上回った。港湾運送取扱業務、運送業務も前年同期と比較して増加し、売上高、営業利益ともに前年同期を上回った。
国際物流事業の売上高は32億2500万円(40.3％減)、営業利益2億5700万円（49.2％減）となった。
国際物流事業においては、海外での倉庫業務については取扱いが増加したものの、輸出入貨物の減少や海上運賃マーケットの下落により売上高および営業利益は前年同期を下回った。
通期は、売上高253億2000万円（6.6％減）、営業利益11億5000万円（28.7％増）、経常利益12億2000万円（27.3％増）、親会社に帰属する当期利益6億8000万円（54.4％減）を見込んでいる。
