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中央倉庫/4~12月の売上高3.4%増、営業利益12.2%減

2024年02月09日/決算

中央倉庫が2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高200億4400万円(前年同期比3.4%増)、営業利益14億7500万円(12.2%減)、経常利益17億3300万円(12.2%減)、親会社に帰属する当期純利益11億5500万円(13.8%減)となった。

セグメント別にみると、国内物流事業の売上高は160億6300万円(2.6%増)、セグメント利益は、滋賀支店大津営業所開設に係る費用や再寄託貨物が増加したことによる外注費用などが増加したことから16億6000万円(6.6%減)となった。

このうち倉庫業は、貨物入出庫高は荷動きの低下により減少したが、料金改定効果や豊通ペットリサイクルシステムズでの構内荷役作業の増加などにより、売上高は増加した。また運送業では、倉庫保管貨物に係る輸送の減少を輸送付随業務等への取組みなどによる保管外貨物輸送の増加がカバーし、国内貨物輸送取扱量は前年同期に比し増加した。

国際貨物事業の売上高は、テスパックの損益が加わったことなどから38億5800万円(7.2%増)、セグメント利益は3億8400万円(3.5%増)となった。

このうち通関業では、取扱数量は海外の経済情勢や国内市況の影響を受けて輸出・輸入ともに減少し、売上高も減少した。梱包業では、取扱量は新たに子会社となったテスパックの取扱高も加わったことで増加した。

通期は、売上高267億5000万円(3.4%増)、営業利益19億円(9.9%減)、経常利益22億円(9.6%減)、親会社に帰属する当期純利益16億5000万円(3.4%減)を見込んでいる。

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