SBSホールディングスが2月14日に発表した2023年12月期決算によると、売上高4319億1100万円(前年同期比5.2%減)、営業利益197億1900万円(9.7%減)、経常利益197億4700万円(7.7%減)、親会社に帰属する当期利益100億5600万円(14.3%減)となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は4086億8400万円(前年同期比5.7%減)、営業利益115億100万円(25.4%減)だった。
主力の物流事業では、既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得や、EC物流の需要取り込み等に注力したが、企業間物流における海外事業の運賃下落や物量減、家電・半導体等の取扱量減少の影響等により、減収減益となった。
不動産事業の売上高は138億9900万円(前年同期比3.5%増)、営業利益79億6200万円(26.7%増)だった。
不動産事業については、第1四半期において横浜金沢物流センター(横浜市)の信託受益権の一部譲渡ならびに東扇島倉庫(神奈川県川崎市)の譲渡を実施したこと等により、増収増益となった。
次期は、売上高4500億円(4.2%増)、営業利益210億円(6.5%増)、経常利益205億円(3.8%増)、親会社に帰属する当期利益105億円(4.4%増)を見込んでいる。