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シマント/2024年問題解決目指し、リブランディング実施

2024年02月21日/IT・機器

シマントは2月21日、物流の「2024年問題」の解決に向けて、「データを通じてサプライチェーン全体の改善にフォーカスし、世界や市場に対して積極的に働きかけていく」という思いを込め、リブランディングを実施すると発表した。

企業ロゴやサイトなどを、今月から順次、変更していく。

<新たなロゴ>
20240221shimant1 - シマント/2024年問題解決目指し、リブランディング実施

新しいロゴは「偏りがなく調和が取れている」という同社の目指している世界観を表現している。白色と黒色という一見、相対する色を併せて用いることで、「調和」への想いを込めている。

<プレゼンテーション資料等>
20240221shimant2 - シマント/2024年問題解決目指し、リブランディング実施

また、プレゼンテーション資料などは、炎の温度で温度が高い部分である「青」と温度が低い部分である「赤」を基調とする。物流の「2024年問題」のような社会課題に対し、高い熱量が徐々に伝わる様子を表している。

リブランディングを行う理由は、「2024年問題」解決に向けた想い、さらにはその根底にあるデータテクノロジーに賭ける想いを、さらに多くの人々に知ってもらいたいと考えていることにある。

創業から培ってきたデータマネジメントの技術を活かし、現在は物流の「2024年問題」の解消に向けて、物流の効率化を実現する。具体的には、配送車両の積載率(積載率:トラックの荷台に積めるスペースにどれくらいの荷物が積載できているかを示す割合)や実車率(実車率:トラックの実動時間のうち、実際にどれだけの時間を顧客の荷物を載せて輸送時間に充てられているのかを示す割合)の向上、そして配車計画作成時間の短縮が可能となる。

すでに総合物流大手のトランコムで導入され、大きな成果を挙げている。他にも配車係の負担軽減と効率化を並行して進める大手物流企業や、事業者間物流の効率化に取り組む製造業などでの導入も決定している。

2020年には三菱総合研究所などから、昨年12月には北陸地域ベンチャー投資事業有限責任組合他投資家より資金調達を行った。足元および将来の組織拡大を踏まえ、今後本社移転を実施する。

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