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小丸交通財団/タイで初の日本語作文スピーチコンテスト開催

2024年02月21日/CSR

福山通運と小丸交通財団は2月20日、タイのランシット大学と福山市立大学、Fukuyama Transporting(Thailand)、Fukuyama Grand Logistics(Thailand)と産学連携の意向書を締結し、調印式を行ったと発表した。

<左から Fukuyama Grand Logistics (Thailand)ピーラパット・シーラパサート社長、Fukuyama Transporting(Thailand)藤井謙司副社長、福山市立大学 佐藤利行学長、小丸交通財団 小丸 成洋理事長、ランシット大学 テムラック・チャオ学長補佐、ランシット大学 ピヤスダー・マーワイ学部長>
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意向書を締結したことで、今後はタイ国内での日本語作文スピーチコンテストをはじめ、福山通運へのインターンシップや日本語教育などの産学連携を促進し、互恵的な関係の発展に尽力していく。また、語学教育をはじめ日本とタイの文化交流の推進とともに、両国間の友好関係強化に寄与していく。

<タイで初開催された日本語作文スピーチコンテスト>
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意向書の締結とともに、2月20日、ランシット大学では、来賓に飯島勲 内閣官房参与、在タイ日本国大使館 西岡達志 次席公使が列席するなか、福山市立大学と共催し、タイで初めての日本語作文スピーチコンテストが開催された。

コンテストは、タイ国内の交通安全意識の向上を目的に「交通」というテーマで、高校の部9名、大学の部4名の学生がスピーチを披露。

高校の部では、「日本のように幼い頃からの交通安全の教育が、タイでも必要だ」とスピーチしたパトゥムテープウィッタヤカーン学校のアピワット・ラーシャーディーさんが、大学の部では「バンコクの交通はさまざまな問題があるが、将来的には解決していき、多くの人が安全に生活できるようにしたい」とスピーチしたラーチャパットバーンソムデットチャオプラヤー大学のペットチョンプー・ムシッカパートさんが、それぞれ最優秀賞に選ばれた。

<ラーチャパットバーンソムデットチャオプラヤー大学 ペットチョンプー・ムシッカパートさんと、小丸理事長>
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小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。

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