澁澤倉庫は3月7日、デジタル貿易プラットフォームの開発・提供を手がけるSTANDAGE（スタンデージ）の国際物流費即時見積もりシステム「デジトラッド・フォワーディング」にレート提示を開始したと発表した。
＜レート提示のイメージ＞
国際物流にかかわる見積は、従来顧客より依頼を受け、提示までに数日を要していた。今後は「デジトラッド・フォワーディング」のシステム上で即時確認できると共に、競合他社の見積もりとの比較も即時に行うことができることから、同社の優位性のあるエリアや競争力のある提案などを多くの顧客に訴求することが可能となる。また、同社においても見積作成にかかる労力を削減し業務の効率化につなげ、顧客毎の個別のきめ細やかな対応にリソースを振り向けていくとしている。
澁澤倉庫グループ中期経計画 2023 のなかで物流事業の成長戦略の柱の一つとして「デジタル化・機械化」を掲げている。デジタル化推進により、顧客利便性の向上と業務改善・効率化を同時に進めており、このシステムの活用はその一環となる。
今後も最新イノベーションの活用により、顧客のサプライチェーン全体のイノベーションに取り組み、顧客の事業活動に新たな価値を創造していくとしている。
