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+A/モノタロウが猪名川DCにt-Sort採用、入荷作業を半日短縮

2024年04月08日/IT・機器

物流ロボティクスサービス「RaaS」(Robotics as a Service)を提供するプラスオートメーション(+A)は4月8日、MonotaRO(モノタロウ)の「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県猪名川町)に、ハコモノ搬送向けAGV「t-Sort cb30」を納入したと発表した。

<モノタロウ猪名川DCでのt-Sort導入事例>

「t-Sort cb30」は、最大30kgの荷物を搬送できる小型AGV。機体上部の荷台に設置したクロスベルトによって搬送商品を押し出し、衝撃を与えることなく仕分けを実現できる。

モノタロウは、この「t-Sort cb30」を商品の入荷で採用し、入荷仕分け工程での検品工数の削減を実現した。

従来、同社では多数のサプライヤーから納品される多種多様な商品を、作業者がハンディターミナルを用いてサプライヤーごとに定められた保管ルールや搬送条件を判断しながら、指定された保管棚に入庫していたが、「t-Sort cb30」を導入したことで、検品工程の作業生産性を従来比130~150%、搬入から棚入れまでのリードタイムを半日短縮することができた。

今回の導入ケースでは、機器設置から導入テストと作業者へのトレーニングまでを、4日間という短期間かつ現場の稼働を止めずに実施。

また、「t-Sort」は100V電源で運用可能なため、電源工事やその費用が軽微であり、費用対効果が高いことなど導入のハードルが低いことが、今回の利用開始に繋がった。

■導入事例インタビューはこちら

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