東京流通センター(TRC)は4月9日、2023年8月に竣工した「物流ビルA棟」のモデルルームをリニューアルし、新たに3つのコンテンツを追加したと発表した。
モデルルームは、実際の物流倉庫のリース区画を活用して2023年12月に開設したもの。実際の倉庫区画に事務所を造作しており、オフィスやショールーム、メンテナンス拠点といった倉庫+αのマルチユース事例と、ラストワンマイル拠点に適する都心部への良好なアクセスを体験できる。
今回のリニューアルでは、モデルルーム区画内のバースゾーンに、ラインを3パターン引き、実際に搬出入車両を駐車・利用する際のイメージを視覚的に想起できるようにした。
倉庫部にはラックを設置し、実際に倉庫として活用する際の動線や天井との位置関係などの利用イメージを具体的に持てるようにした。
さらに、現地区画での利用イメージ想起に加え、3D図面を用いて計6パターンの倉庫利用事例を紹介し、物流ビルA棟を利用するうえでのメリットの一つでもある「倉庫+αのマルチユース」を、より具体的にシミュレーションできるようにした。