セイノーホールディングス傘下のセイノー商事は4月22日、能登半島地震で被災した石川県珠洲市の支援物資輸送現場での物資仕分け作業を支援するため、重量物の持ち運びや中腰姿勢時の腰の負荷を軽減するパワーアシストスーツ7着を4月10日に珠洲市へ寄贈したと発表した。
セイノー商事は輸送事業などを行うセイノーグループの一員として、燃料やタイヤ等の車両関連商品、梱包資材やマテハン機器・資材などの調達を行う物流サポート事業を手掛けている。働く現場における「腰」への負荷を軽減するパワーアシストスーツも取り扱っている。
今回、セイノーホールディングスが1月の能登半島地震発生直後より珠洲市の支援物資輸送現場での作業を支援していたことをきっかけとして、同市へパワーアシストスーツを寄贈することになったもの。
セイノーホールディングスは今回の寄贈だけでなく、認定NPO法人カタリバが企画する「MY Boxプロジェクト」に賛同し、能登半島地震で被災した子供たち一人ひとりのニーズに合わせた物資を届けるボランティアも実施しており、セイノー商事は物資の調達やボランティアへの参加も行っている。
連載 物流の読解術 第17回:直線型配送における共同配送-物流共同化を考える(5)-