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大和ハウス工業/石川県白山市に1.2万m2のマルチ型物流施設着工

2025年09月16日/物流施設

大和ハウス工業は9月16日、石川県白山市でマルチテナント型物流施設「DPL石川白山」を着工した。延床面積約1万2000m2の規模で、2026年9月30日の竣工を予定している。

<「DPL石川白山」イメージパース>
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「DPL石川白山」は、最大2テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設で、年間を通じて雨や風が強い日が多い地域であることを考慮し、トラックバースを室内に設置して悪天候でも安定して稼働できる体制を整える。

マルチテナント型物流施設は、自社専用に建設するBTS型物流施設と比べて事業開始までの期間を短くできるため、昨今の物流業界におけるEC事業者や消費財を扱う小売業者などの市場環境の変化に合わせた幅広い物流ニーズに応えることができる。

「DPL石川白山」が整備される白山市湊町は、北陸自動車道「能美根上IC」から約500mで、北陸3県の中央に位置しているため、金沢市中心部まで車で約30分、富山市中心部や福井市中心部まで車で約1時間と近隣地域へ短時間でアクセス可能。

<周辺地図>
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トラックドライバーの勤務時間短縮や輸送効率の向上が求められる中、白山市は配送拠点としての物流施設需要が高まっており、中京圏などの主要物流拠点から北陸地域へ荷物を運ぶ際、地理的優位性がある白山市を「ラストワンマイル」の最終配送拠点とすることで効率的な配送が可能になる。

大和ハウスグループでは、白山市内で2022年4月に大和物流が「金沢物流センター」、2025年7月には若松梱包運輸倉庫が「本社第二共配センター」を開設しており、グループ全体で9か所の物流拠点を構えている。

■建物概要
名称:「DPL石川白山」
所在地:石川県白山市湊町井1-22、子4-4
交通:北陸自動車道「能美根上スマートIC」から約500m、JR北陸本線「小舞子駅」から約900m
敷地面積:1万8793.75m2(5685.10坪)
建築面積:1万2081.25m2(3654.82坪)
延床面積:1万2061.54m2(3648.38坪)
賃貸面積:1万1943.02m2(3612.53坪)
※最大2テナント、1区画の面積約5260m2(1590坪)から入居可能
構造:鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:創真建設
着工日:2025年9月16日
竣工日:2026年9月30日
入居可能日:2026年10月1日
総事業費:約30億円

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