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フェデックス/越境EC貨物個人宅向け配送に写真付きの配達証明導入

2024年05月07日/3PL・物流企業

フェデックスは5月7日、個人宅向け配送に写真付きの配達証明(Picture Proof of Delivery:PPOD)の導入を開始したと発表した。

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20240507fedex - フェデックス/越境EC貨物個人宅向け配送に写真付きの配達証明導入

PPODの導入は、越境EC市場の成長を支援し、サービスのデジタル化と顧客のサービス利用体験の向上を目指すフェデックスの継続的な取り組みの一環。PPODは、フェデックスの配送担当者からの電話連絡を受け、署名なしの玄関先への配達に同意した顧客が対象のサービスだ。

顧客は、輸送状況の案内/お知らせや、フェデックスのウェブサイトおよび FedEx Mobileアプリで荷物を追跡する際に、荷物の正確な置き場所を示す写真にアクセスして配達完了を確認できる。利便性が高いPPODは無料で利用でき、事前登録やアカウント作成などの手続きは不要。

ラストマイル輸送における業務効率化と再配達率の削減は、日本全体の物流サービスとネットワークを持続可能な形で維持するために不可欠。政府は2025年度中に、再配達率を7.5%程度に低減する取り組みの実施を奨励している。受取人が不在にすることもある個人宅向けの配達では、署名なしの置き配とすることが選択肢の一つ。PPODは、EC事業者や荷物の受取人がリアルタイムかつ視覚的に荷物が届いたことを確認でき、安心感を得ることができるオプションだ。

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