ヤマタネが5月10日に発表した2024年3月期決算によると、売上高645億1200万円（前年同期比26.3％増）、営業利益34億8900万円（2.8％減）、経常利益31億8400万円（9.0％減）、親会社に帰属する当期利益純24億4200万円（13.6％増）となった。
物流部門では、売上高は244億100万円（0.2％増）となったが、コスト面において、庸車費用や外注作業費用等が増加する状況となり、営業利益は23億200万円（7.7％減）となった。
国内物流では、社会経済活動の正常化が進むなか、前期に見られた荷主が安定的な供給体制確保のため保管在庫を増加させる傾向は縮小し、倉庫事業における入庫トン数は前期を下回った。一方、国際業務においては、海外引越を中心として取扱件数は前年同期を上回り堅調に推移した。
次期は、売上高765億円（18.6％増）、営業利益35億円（0.3％増）、経常利益33億1000万円（3.9％増）、親会社に帰属する当期純利益26億4000万円（8.1％増）を見込んでいる。
