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日鉄興和不動産/厚木市で2万m2のボックス型物流施設竣工

2024年05月17日/物流施設

日鉄興和不動産は5月17日、神奈川県厚木市で物流施設「LOGIFRONT厚木」を竣工したと発表した。

<LOGIFRONT厚木>
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<位置図>
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同施設は、日鉄興和不動産が展開する物流施設「LOGIFRONT」シリーズの第10弾(首都圏第5弾)として、3月末に竣工した。

「神奈川県内陸工業団地」のほぼ中央部に位置しており、厚木市内、相模原市内への配送のほか、圏央道(相模原愛川ICまで2.8km)や同道を経由して東名高速道路や中央自動車道を利用することで、広域物流にも対応が可能な立地優位性を備えている。また、3km圏内に住宅エリアが広がり、雇用面でも高いポテンシャルを有している。

また、同団地は中津原台地に広がる堅固な地盤を有し、洪水・浸水の可能性が低く、BCPの観点からも安全性の高い立地で、計画地周辺は各街区に「グリーンベルト」が整備されており、同施設は公園に隣接するなど緑豊かな環境である一方、徒歩圏内にはコンビニエンスストアや飲食店があり、施設利用者の利便性、快適性も備えている。

<平面図>
20240517nittetsukowa3 520x618 - 日鉄興和不動産/厚木市で2万m2のボックス型物流施設竣工

建物は、地上5階建て延床面積2万256m2のボックス型。

車両出入口を敷地の2か所に設け、大型車両と通勤者・自転車・一般車の動線を分離し、安全性に配慮した動線計画を採用した。敷地内には、トラックバース12台、トラック駐車場15台、一般車駐車場55台のほか、屋根付ミニバイク置場・自転車置場も備え、多様なアクセスに対応している。

<倉庫(2階)>
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倉庫部は、柱スパン約11m・梁下天井有効高5.5mを確保。1~4階はブレースを配置していないため自由度の高いレイアウトが可能で、床荷重を1.5トン/m2とし、汎用性の高い仕様となっている。

荷物用エレベーターと垂直搬送機は、それぞれ建物南北に2機配置。ドックレベラーも2機標準装備しており、区画分割対応(2分割)も想定した計画としている。

エントランスにはオートロック付きオートドアとカメラ付きインターホンを配備し、セキュリティも充実。全館LED照明をはじめ、人感センサー付き照明や節水型衛生器具などを随所に採用し、環境・省エネにも配慮した。テナントの業務形態や施設レイアウトに応じて、監視カメラやセキュリティ機器をレイアウトすることも可能。

そのほか、休憩室や喫煙室、ドライバー専用トイレなど、施設で働くワーカーのリフレッシュタイムを充実させる空間を提供している。

■「LOGIFRONT厚木」概要
所在地:神奈川県厚木市上依知字上ノ原3025
交通:圏央道「相模原愛川IC」2.8km
敷地面積:9909m2(約2997坪)
延床面積:2万256m2(約6127坪)
構造・階数:S造一部RC造・地上5階建・BOX型
設計・施工:大末建設
監修:フクダ・アンド・パートナーズ
着工:2023年2月
竣工:2024年3月末

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