シーイーシーは9月4日、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)と、ソリューション連携とマーケティング分野で協業開始したと発表した。
シーイーシーのバース管理システム「LogiPull(ロジプル)」と、SSSが提供するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS(アイトリオス)」を連携させる。
低価格で高性能なAIカメラにより、トラックの荷待ち・荷役作業時間が自動で正確に記録できるようになり、「2時間以内ルール」の順守や作業効率化につながるバース管理システムとする。
特長としては、バースの入退管理時に「AITRIOS」がトラックのナンバープレートを認識。荷待ちや荷役時間の実績を「AITRIOS」で自動記録し、手入力の手間やミスを防ぐとともに、ドライバーの不要な待ち時間や作業時間を短縮する。
小規模な環境でも標準パッケージで導入でき、大規模な環境ではシステム構築によるカスタマイズにも対応できるという。
2024年4月から物流業界にも時間外労働の上限規制が適用され、荷主企業は荷待ちや荷役の時間を短縮するため作業時間を把握する必要があることから、協業に至った。
川崎重工/8万6700m3型LPG・アンモニア運搬船「CRYSTAL ODYSSEY」を引き渡し