ヤマトホールディングスは5月28日、経済産業省と東京証券取引所、情報処理推進機構が共同で主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄2024」で、「デジタルトランスフォーメーション注目企業（DX注目企業2024）」に選定されたと発表した。
＜DX注目企業2024ロゴ＞
同社は、中期経営計画でグループ経営基盤の強化の一つとして「デジタル戦略」を掲げ、事業とデジタルを一体的に推進する体制のもと、あらゆる情報をリアルタイムに把握し、社内外のシステムと連携できるデジタル情報基盤「ヤマトデジタルプラットフォーム」を事業で活用している。
「ネットワーク・オペレーション構造改革」では、デジタルテクノロジーを活用した「仕分け作業」「運び方」「働き方」の変革に取り組んでいるほか、第一線の社員の管理業務や営業所のバックオフィス業務の標準化、電子化による業務プロセス改革などに取り組んでいる。
また、「環境負荷の少ないサプライチェーン構築」に向けては、荷主の物流と在庫を最適化し、より環境負荷の少ないサプライチェーンを構築するため、国際規格ISO 14083:2023に準拠した「GHG（温室効果ガス）排出量可視化ツール」を開発するなど、法人顧客への新たな提供価値の創出に取り組んでいる。
今回、こうしたDXの取り組みが評価され「DX注目企業2024」に選定された。
