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セイノーHD/インド・マヒンドラGと物流合弁会社を今秋設立

2024年05月31日/国際

セイノーホールディングス(HD)は5月31日、インドの複合企業マヒンドラグループの物流会社「Mahindra Logistics Limited (MLL)」と合弁会社「Seino MLL Logistics Private Limited」を設立すると発表した。設立予定日は2024年10月。

<左から、セイノーHDの田口社長と、MLLのmpraveen Swaminathan社長>
0531seino - セイノーHD/インド・マヒンドラGと物流合弁会社を今秋設立

合弁会社では、インドにおいて高品質なサービスを提供するロジスティクス事業者としての地位確立を目指す。また日本と同水準の高品質なサービス提供が可能な物流ネットワークを確立し、サプライチェーンのグローバル化を背景とした顧客ニーズの多様化に対応するとともに、低価格かつ高品質なサービスを提供する。

発表によると、設立の背景としてインドにおける貨物量の増加をあげている。人口世界一となったインドでは今、国を挙げて製造業の強化に取り組んでおり、セイノーHDでは「世界中の企業から中国に続く『世界の工場』になり得る存在」だとしている。また、大都市圏の発展と共にインド国内の小売業者でも今後、ますます旺盛な貨物輸送と倉庫保管需要が見込まれるという。

さらにマヒンドラグループの中核企業は大手自動車メーカーであることから、自動車関連の日本企業がインドに進出する際、サポートなどの支援が行える窓口となることも目指している。

<合弁会社の概要>
名称:Seino MLL Logistics Private Limited
所在地:インド共和国ハリヤーナー州グルグラム(旧称:グルガオン)
事業内容:貨物自動車運送事業、倉庫業
資本金:4000万インドルピー
出資比率:セイノーホールディングス50%、Mahindra Logistics 50%
契約締結日:2024年5月30日
合弁会社設立日:2024年10月1日(予定)

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