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ナビタイムジャパン/走行ログから実有料道路料金を自動計算

2024年07月01日/IT・機器

ナビタイムジャパンの法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」に、7月1日より、スマートフォン(スマホ)GPS を活用して走行した有料道路の料金を自動で計算できる新機能を追加する。

<サービスイメージ 運行後の画面>
202407 02 - ナビタイムジャパン/走行ログから実有料道路料金を自動計算

「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」のアプリをインストールするだけで利用でき、専用機器の導入は不要。手軽に導入できるため、複数の下請け・協力会社の一元管理への活用も期待できる。

ドライバー向けアプリ(スマホ)で業務完了ステータスにすると、実有料道路料金が自動計算され、管理者向けWeb サイト(PC)上の「実績画面」に、有料料金を使用した区間と詳細が表示される。有料道路の料金計算は、深夜割引等の走行時間によって適用される割引や環境ロードプライシングなど特別な割引も判定し、正確に行われる。

この対応により、スマホの位置情報(GPS)を利用して業務中のドライバーの走行ログを取得し、高速道路など有料道路の走行軌跡を可視化し、有料料金を自動で算出が可能になる。自動化することで管理者の確認業務が効率化されるだけでなく、物流業界での元請け・下請け事業者間の料金申請内容の確認作業を簡素化し、管理コストの削減と料金の適正化に貢献できる。

今後も、この機能により算出された有料料金を帳票や日報に連携させる機能や、エクスポート(データ出力)機能を拡充する予定。「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」は、配送にかかる料金を可視化し、物流業界の2024年問題(働き方改革関連法・改善基準告示改正に伴う労働時間上限見直し等)に向けた機能を提供することで、管理者側の業務時間短縮・人手不足の課題解決に貢献し、物流業界をサポートできるものとしている。

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