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セイノーHD、西濃運輸/物流環境大賞の特別賞を受賞

2024年07月09日/3PL・物流企業

セイノーホールディングスと傘下の西濃運輸は、日本物流団体連合会主催の「第25回物流環境大賞」において、それぞれ「特別賞」を受賞した。

<西濃運輸営業企画部 営業開発チームの伊藤友昭チームリーダー(右)>
20240709seino - セイノーHD、西濃運輸/物流環境大賞の特別賞を受賞

受賞件名は「九州向け「北大阪輸送ハブ」の開設による、輸送効率化とCO2排出量削減の実現 (特別賞:セイノーHD)」。

概要は、2023年10月より、北大阪ハブを開設。集配業務は近隣店所に振り分け、山陰・九州方面の中継輸送のみを行う施設として開設した。物量波動に応じた運行便の設定と集配業務スペースを無くすことで幹線到着時の待機を解消。2024年問題に対応できるよう、同業他社の持込も対応可能としている。ハブ店として継送業務に特化することにより、効率的な動線が確保され、継送業務の生産性が向上した。

もう一つが、西濃運輸、佐川急便との共同受賞となった「本州最北端の青森県下北郡向け荷物の共同輸配送」。

概要は青森県下北郡向けの一般貨物、宅配貨物について、岩手県内の拠点(佐川急便・岩手営業所/西濃運輸・盛岡支店)に集約、同社の荷物を佐川急便が輸配送することでトラックの積載効率を改善し、トラックの稼働台数を削減した。これにより、年間CO2削減率は、約53%、CO2削減量は約94.6tの環境負荷低減に貢献、人口減少地域においても持続可能でより利便性の高い輸送サービスを両社で提供していく。

今後もセイノーHDでは「『Team Green Logistics』~共に創り未来に貢献する~」のスローガンのもと、業界・企業の垣根を超えたオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)によるGreen物流の展開をしていく。また、業界業種の枠を超えた様々なパートナーとの連携を強化し、チーム一丸となってチャレンジしていくとしている。

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