兵機海運が8月9日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高33億9100万円、営業利益1億8800万円、経常利益2億4100万円、四半期純利益1億6300万円となった。
海運事業のうち、内航事業では燃料油の高止まり等コストの上昇もあったが、主要荷主に対し運賃改定等の対応を行い売上高は16億6500万円、営業利益は1億1000万円となった。
外航事業ではロシア向け航路の再開の見込みが立たないことから、今期は中国向けの建機・機械類の輸送、韓国、台湾向けの鋼材輸送を中心に営業を展開し売上高は4億500万円、営業利益は5800万円となった。
港運事業は売上高9億2200万円となり営業利益は2800万円、倉庫事業は3億9600万円となり、800万円の営業損失となった。
通期は、売上高140億円（4.3％減）、営業利益5億6000万円（7.7％増）、経常利益6億円（11.6％減）、四半期純利益4億2000万円（18.0％減）を見込んでいる。
