東部ネットワークが8月9日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高27億2300万円(前年同期比4.1%増)、営業利益8000万円(35.4%減)、経常利益1億800万円(26.7%減)、親会社に帰属する当期損失7100万円(前期は1億7600万円の利益)となった。
セグメント別では、貨物自動車運送事業の売上高が24億9667万9000円(4.8%増)、営業利益は6993万7000円(27.8%減)だった。
飲料輸送など一般貨物輸送は、オーダー量の減少に加え傭車確保に苦戦し減収。特殊貨物輸送では大型の公共工事が終了しセメント輸送が減収したが、産業用ガス輸送でテーエス運輸の売り上げが加わり増収となった。
また3PLは満床稼働が継続し増収、トランスポートサービス(配車サービス)も北陸での業務拡大が寄与し大幅増収となった。
通期は、売上高110億300万円(6.8%増)、営業利益3億9700万円(26.1%増)、経常利益4億5400万円(13.1%増)、親会社に帰属する当期純利益2億9500万円(273.9%増)を見込んでいる。