日本GLPは9月5日、繁忙期と閑散期に合わせて倉庫を借りたい事業者と空いているスペース（床）をAIでマッチングし、倉庫の稼働率・利益率をアップさせるサービスを始めると発表した。
物流会社の課題解決をワンストップで支援する「GLPコンシェルジュ」による新サービスで、「床マッチ」と呼ぶ。
日本GLPが運営する物流施設「ALFALINK」を中心に運用し、管理物件以外でも順次展開する予定。
＜GLPコンシェルジュのサイト画面＞
「床マッチ」はスマホでもできるDXツール。月ごとの物量の変動や、1日の中での荷物の動きに関する情報を収集、可視化し、「借りたい」と「貸したい」をAIがマッチングする。
倉庫利用者が運営拠点の荷物の動きを入力すると、入力されたデータをもとに、AIのロジックにより、コンシェルジュデスクの担当者が相性の良い企業同士のマッチングをサポートする。
日本GLPは、全国に約180棟の運営・管理物件を持つ。
かねて「荷物の繁閑に効率的に対応したい」との声があり、300社超の顧客とのネットワークを活用することで、効率的な庫内運営をサポートすることにしたもの。
■GLPコンシェルジュ
https://www.glp.com/jp/lp/concierge.html
