パスコは9月19日、期間・機能限定で配車管理システム「LogiSTAR 配車管理簿」の無償提供を開始した。
2024年4月に働き方改革関連法が物流業界へ適用されたが、従来通りの輸配送が困難になるという課題が顕在化してきた。
パスコの配車管理システム「LogiSTAR 配車管理簿」は、モバイルデバイスで配車状況の確認・予約が可能な“配車状況の共有機能”を有している。このため、空車状況を顧客(依頼者)に示しながら配送調整が可能で、荷主・輸配送業者がこれまで時間を要していた確認・手配の手間が軽減できる。
モバイルデバイスから、車両設備の指定や作業時間を入力することで、適切な空車状況の照会ができ、その場で予約の確定(依頼)が可能だ。
なお、パスコは、2019年より“いつでもどこでも”空車状況を確認できる機能を標準搭載した配車管理システム「LogiSTAR 配車管理簿」を提供し、配車業務の課題解決を支援している。
今回の無償提供により、荷物・配送条件ありきの運用から戦略的な配車を検討されている荷主・輸配送事業者に配車状況の共有機能を実体験してもらうことで、輸配送の課題に対する解決方法の検討の一助となればと考えているという。
■無償提供の概要
受付開始:2024年9月19日から
対象期間:依頼日から3か月
企業数:限定10社
推奨業種・業界: 営業から配送まで一貫したサービスを提供する企業や、設置を伴う家具
(什器)・業務用複合機・冷蔵庫・エアコン・バス・キッチン・トイレなどを取り扱うメーカー・販売店など
対象システム: LogiSTAR 配車管理簿(配車状況の共有機能に限定)
申込方法:
https://pd.pasco.co.jp/l/915541/2024-03-27/ndngq