NIPPON EXPRESSホールディングス(HD)のグループ会社であるNXフィリピンは8月3日、リサール州タナイ市にて植樹活動を実施した。環境・天然資源局(MENRO)のメンバーとともに、NXフィリピンからは26名の従業員が参加した。
NXフィリピンは、大統領令に基づいて発足した「タナイの山再植林プログラム」を支援し、同市のサントニーニョ地区の山で植林活動を行った。今回の植樹では、アリバンバンやナラ、果樹などフィリピンの在来樹種500本の苗木が植樹されている。
フィリピンでは森林が最重要天然資源の一つと考えられており、2015年には大統領令第193号「国家緑化事業対象面積の拡大」が発令され、2028年までに710万haに植林することを目指している。
植樹された苗木は、今後の地域の森林再生、生物多様性の保護、気候変動対策に貢献することが期待されている。
NXグループは、人、企業、地域を結び、サステナブルな社会の実現に向け地球環境保全に取り組む姿勢だ。
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