セイノーロジックスは10月から、関東発メルボルン向けダイレクト混載サービスを開始する。
関東受けメルボルン向けのダイレクト混載サービスは、これまで関西へ回送し神戸発本船に船積みして輸送していたが、関東発ダイレクト混載サービスを開始することで、神戸への回送・バンニングがなくなり、ダメージリスクの軽減が期待でき、より輸送品質が向上する。
危険品貨物や消防法該当貨物はこれまで、関東受けの場合シンガポール経由ルートでの輸送を利用するか、神戸CFS受けであればダイレクト混載サービスが利用可能であったが、新サービスでは東京CFSの受託でダイレクト混載サービスを利用できるようになる。
従来のシンガポール経由ルートと比べるとトランジットタイムは最大20日間短縮でき、業界最短サービスとなる。さらにセイノーロジックスの提供する危険品内貨受けサービスとセットで利用することで、利用者側の作業の手間も減少。
同サービスの現地CFSは、メルボルン港から15分圏内で近い距離に位置していて立地もよい。シャーシヘッドを約130台所有しており、メルボルン到着以降、シドニー、ブリスベン、アデレードなど豪州国内にも接続可能。現地CFSは約3000坪と広く、混載貨物の取り扱いを得意とする。
■概要
開始本船:
東京、横浜CFSカット10月10日
東京港入出港14-15日
メルボルン港到着11月5日
Phen Basin(Voy.108S)
搬入先CFS:
東京 宇徳・東京フレートセンター(NACCS:1FWC7)
横浜 宇徳・本牧A-6(NACCS:2EWT8)
セイノーロジックス/関東発メルボルン向けダイレクト混載サービスを開始