共栄タンカーが11月1日に発表した2025年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高75億3400万円(前年同期比8.0%増)、営業利益9億3200万円(前期は3億3800万円の損失)、経常利益7億2400万円(前期は4億2200万円の損失)、親会社に帰属する当期純利益49億円(前期は2億9400万円の損失)となった。
海運業の収益は、好条件で傭船契約を更改したことや円安の影響によるもの。また営業利益は、船舶が大きなトラブルなく順調に稼働したほか、入渠地の変更による修繕費用の削減を図ったこと、VLCCの耐用年数の見直しで減価償却費が減少したことなどによるもの。
通期は、売上高145億円(2.3%増)、営業利益12億5000万円、経常利益8億5000万円(355.2%増)、親会社に帰属する当期純利益49億5000万円を見込んでいる。
共栄タンカー 決算/4~6月の売上高2.2%増、営業利益1億8200万円