西日本鉄道国際物流事業本部は11月1日に、台湾現地法人「NNR GLOBAL LOGISTICS TAIWAN INC(にしてつ台湾現地法人)」が、「桃園ロジスティクスセンター」を開業したと発表した。
桃園ロジスティクスセンターは、台湾現地法人では初となるロジスティクス拠点。
複数のドックレベラーを設置し、海上輸送貨物のバンニングおよびデバンニングにも対応可能となっている。国内輸送貨物を含む全ての貨物を同施設で一括管理でき、顧客のサプライチェーン最適化に寄与する。
空調エリアが設けられているため、半導体など精密機器の在庫管理にも適した環境だ。
桃園空港から6km、、台北港から17km、基隆港から67km、また半導体関連企業が集中する新竹サイエンスパークから61kmの距離に位置しており、主要施設から1時間圏内と航空・海上輸送サービスの提供に適した立地だ。
同社は、今後もグローバルな物流サービスの提供を通じてサステナブルな社会システムの構築に貢献していくとしている。
■桃園ロジスティクスセンターの概要
名称:NNR GLOBAL LOGISTICS TAIWAN INC. TAOYUAN LOGISTICS CENTER
所在地:NO.25, LN.37, HAISHAN, E. ST., LUZHU DIST., TAOYUAN CITY 338016, TAIWAN, R.O.C.
営業開始日:2024年11月1日
TEL:+886-2-2740-8800
倉庫面積:4219.04m2
庫内高さ:9.5m
収容能力:パレット換算 3830枚分(一般エリア2480枚、空調エリア1350枚)
空調エリア温度:25℃以下
トラックドッグ(ドックレベラーつき):9か所
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増