福山通運は11月1日から、創業者の故・渋谷昇名誉会長の生誕120周年を迎えるにあたり、セールスドライバーが順次、記念制服を着用して業務に当たる。
記念制服は、創業の精神を受け継ぎつつ、未来の発展に向けて新たな一歩を踏み出すために製作、配布。
デニム生産量日本一の広島県福山市に本社を置く「カイハラ」の企画・製造で、従来の制服を一新するデニム生地を使用したデザインにした。
具体的には、動きやすさを重視したストレッチ素材、ラグラン袖を採用し、荷物を傷つけないようファスナーカバーやバックルカバーを設けた。夜間作業の安全確保のため反射材も付いている。
環境面に配慮し、水の使用量や化学薬品を削減した染色技法による生地を使っており、デニム生地なら長期間着用でき衣類廃棄の軽減にもつながるという。
福山通運は、記念制服を着用することで従業員のモチベーション向上を図り、より良いサービスの提供に努めるとともに、創業理念を大切に信頼される企業を目指すとしている。