AZ-COM丸和ホールディングス（HD）が11月5日に発表した2025年3月期第2四半期（中間期）決算によると、売上高1014億4000万円（前年同期比5.1％増）、営業利益43億2600万円（40.9％減）、経常利益46億900万円（38.9％減）、親会社に帰属する当期純利益28億4500万円（37.4％減）となった。
物流事業のうち輸配送事業では、ラストワンマイルの新規配送エリア拡大や稼働車両台数増に加え、新たな取引先の獲得が業績に寄与し、売上高は199億6300万円（6.7％増）。
EC常温輸配送は、大型拠点の閉鎖に伴う輸送減が影響し、売上高266億7900万円（10.8％減）だった。
また3PL事業では、大手ECサイト向け新規物流センターの拡大や、新たな取引先との物流センター稼働があり、EC常温3PLの売上高が299億8700万円（17.4％増）。
低温食品3PLは、前期開設した物流センターの通期稼働や既存取引先スーパーマーケットの業務拡大により、売上高118億2800万円（11.1％増）。
医薬・医療3PLは、主要取引先ドラッグストアの業容拡大に合わせ新たに開設した物流センターの本格稼働により売上高115億8800万円（9.9％増）だった。
これらの結果、物流事業におけるセグメント利益としては47億6600万円（34.8％減）の減益となった。
通期は、売上高2070億円（4.3％増）、営業利益112億円（19.1％減）、経常利益117億円（19.3％減）、親会社に帰属する当期純利益77億円（15.6％減）を見込んでいる。
トランコム 決算／4～9月の売上高5.5％増、営業利益11.2％減
