東急不動産ホ－ルディングス（HD）グループの東急不動産と東急コミュニティーは11月15日、LGBTQ＋の取り組みを評価する「PRIDE指標2024」において「ゴールド」を受賞した。
＜「PRIDE指標」で主要2社がゴールド認定＞
「PRIDE指標」は、日本初の職場におけるLGBTQ＋などセクシュアル・マイノリティへの取り組みの評価指標として、2016年に任意団体「work with Pride」が策定したもの。Policy (行動宣言)、Representation (当事者コミュニティ)、Inspiration (啓発活動)、Development (人事制度・プログラム)、Engagement／Empowerment（社会貢献・渉外活動）の5つの指標で企業の取り組みを評価している。
東急不動産は4年連続、東急コミュニティーは3年連続の「ゴールド」受賞となった。
東急不動産HDは、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」及び「中期経営計画 2025」の実現に向けた人材戦略の策定、その持続的な価値向上に取り組むことを「人的資本経営」として定義している。
長期ビジョンの実現に向けて3つの人材戦略を策定しており、その中の1つである「多様性と一体感のある組織づくり」は、グループの価値創造を支える社内環境整備に関する方針であり、LGBTQ＋をはじめDE&Iの取り組みを広く行っている。
具体的には、多様な人材が安心して働ける職場を目指した人事制度の改定や研修の実施、LGBTQ＋ガイドラインの作成など、サポート体制を整えているほか、東急不動産・東急コミュニティーともに、それぞれ LGBTQ+に関する方針を含む DE&I 特設サイトを制作し、社外発信を行っている。
東急不動産HDは今後も、社内研修、社外発信やイベントの実施を継続していくことにより、個々の違いを認め合い、従業員が安心して活き活きと働ける環境の整備に努め、企業の成長につなげてくとしている。
ANA／グループ36社がPRIDE指標2024で「ゴールド」認定
