ドトールは11月27日、全国のドトールコーヒーショップで販売する一部商品の価格改定を実施すると発表した。
昨今の原材料価格の高騰をはじめ、人件費、物流費、為替変動などの影響といったコスト上昇が重なり、現行価格を維持することが困難な状況になっているという。
これまで同社は内部努力によるコスト吸収に努めてきたが、高品質な食材の安定調達と商品・サービスの品質向上、従業員の労務環境改善のため、やむを得ず一部商品の価格を改定する判断に至ったという。
価格改定の対象となるのはドリンクからフード、コーヒー豆など多岐にわたる約50品目で、該当製品における価格は10円~450円程度の値上げとなる。
対象業態は2024年10月末現在で全国1047店舗のドトールコーヒーショップで、2024年12月12日より価格改定を実施するという。
富永貿易/飲料・酒類・食品の一部を価格改定 物流費上昇も要因に