フェデラル エクスプレス コーポレーション(フェデックス)は12月6日、アジア太平洋地域とインド・欧州間のルートを強化するフライトを追加したと発表した。
新たなフライトは、中国・広州のフェデックス アジア太平洋地域ハブから、インドのバンガロール、アラブ首長国連邦、欧州のリエージュとパリを週5便で運航。ホリデーシーズンの繁忙期にも柔軟に対応できるようになる。
また配達所要時間が1日短くなることで、南インドへの翌日配送が可能になり、ハイテク産業や自動車産業にとってはメリットが大きい。
フェデックスの調査によれば、アジア太平洋地域の企業は、今年のホリデーシーズンの売上が前年比で増加すると見込んでいるという。特にインドの現在の最大貿易相手は中国で、両国間の貿易額は計1184億ドルに上る。
アジア・欧州間は世界で最も活発なルートの一つで、この地域の輸出の大部分を占める機械、電子機器、ハイテク物品に関しては、中国が先導的な役割を担っている。