UCC上島珈琲(UCC)は12月23日、一部製品の価格を2025年3月1日出荷分から改定すると発表した。
コーヒーの世界的な需要増に反して、生産国では異常気象の影響など著しい生産量の伸びは期待できず、需給バランスはひっ迫しており、直近のコーヒー生豆国際相場は、1970年代以来の歴史的高値を記録、ここ1年間では約2倍に高騰している。
また、為替相場における円安傾向、物流費等の高騰なども継続しており、コーヒー生豆の調達価格に大きな影響を及ぼしていることから、企業努力でコストアップを吸収し続けることが困難と判断し、2025年3月1日出荷分から、家庭用レギュラーコーヒー製品、インスタントコーヒー製品の一部のメーカー出荷価格の改定を実施させていただくことといたしました。その結果、小売店の実質店頭価格は、20~35%程度上昇するものと見込んでいる。
なお、UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」「カフェノバール」での店頭価格、カプセル製品のメーカー出荷価格も順次改定する。
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